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Q-Chem バージョン情報

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バージョン5.3.1 (2020年8月31日リリース)

  • 初期(デフォルト)設定の変更点
    • 有効核ポテンシャル(ECP)を用いたALMO-EDA計算において分散エネルギーを自動計算
  • 新機能と改善点
    • DFT/SCF計算の改善点
      • SCF法のFRAGMO initial guess(初期推定)においてRCA-DIISアルゴリズムをサポート
      • 非局所相関DFT計算においてRCA-DIISアルゴリズムをサポート
      • DIIS(R, Uのみ)と同時にダンピング及びレベルシフト法を使用可能
      • 密度汎関数の可用性を拡張(BrianQC使用時に範囲分離汎関数をサポート)
      • 解決された問題
        • incremental Fock buildsにおける性能低下
        • DIIS-DM使用時のSCF計算がクラッシュする原因となった論理エラー
        • Fock行列の核座標微分計算における性能低下
        • 一部の大きな分子において交換相関核勾配がNaNと出力される不具合
        • FRAGMO及びEDA計算のBASIS=MIXED不具合
        • HFPC/DFPC計算時の不具合
        • ポストSCF計算においてAUTOSADオプションとSCF FRAGMO初期推定を利用した際の不具合
        • EXCHANGE=Becke入力の解析不具合
        • MOPROP=103を利用した静的超分極率計算がクラッシュする問題
        • restricted open-shell Kohn-Sham(ROKS)法を用いた構造最適化の不具合
        • デルタSCF計算およびROKS法を用いた遷移双極子モーメント計算の不具合
        • 大規模DFT振動数計算におけるメモリ不足エラー
        • Grimmeの経験的分散力補正の勾配並びにヘッセ行列における数値誤差
    • CIS/TDDFT計算の改善点
      • SF-TDDFT状態間の波動関数解析を可能にし、SF-TDDFT状態解析の問題を解決
      • X線分光(XAS、XES)シミュレーションのサンプル用入力ファイルの追加
      • 解決された問題
        • 一部の大規模TDDFT計算において誤ってゼロスピン軌道結合が出力される問題
        • 励起状態の勾配計算において経験的な分散力寄与を含む問題
      • 相関法の改善点
        • CCSDを用いたgテンソルの計算機能の追加
        • 解決された問題
          • EOM CC法を用いた一部のRIXSシミュレーションでのクラッシュ
          • 大規模RI基底系を用いたRI-CASSCFエネルギー計算におけるメモリ不足エラー
          • 大規模システムで生じるCCVB計算の不具合
    • 溶媒和とQM/MM計算の改善点
      • QM/MM計算において分数核電荷の機能を復元
      • 10,000以上の原子を対象としたMM最適化計算でクラッシュする不具合の解消
      • ECPを用いた系でポアソン境界条件を使用する機能を追加
    • エネルギー分解分析の改善点
      • スタンドアロンSCF-MI計算においてALMOの可視化
      • EDA2の差分電子密度に寄与するNatural Orbitals for Chemical Valence(NOCV)ペアのプロット機能
      • ALMO-EDA計算においてEDA_PRINT_COVP=AUTOMATEとした時に生じる問題の解決

この他、多くの機能改良がなされました。

詳しくは、こちら(Q-Chem社サイト)をご覧ください。

 

バージョン5.3(2020年6月16日リリース)

  • meta-GGA汎関数を用いたTDDFT計算において力の定数と振動数の解析的計算
  • X線分光(XPS、XAS、XES、RIXS)シミュレーションのための手法群:delta SCF法、TDDFT法、CVS-ADC法、CVS-EOM法
  • 共鳴ラマン分光のシミュレーション
  • 原子核―電子軌道(nuclear-electronic orbital)法のスイート
  • 多体分散(many-body dispersion)のための拡張対称性適応摂動理論
  • 正則化(regularization)による軌道最適化MP2法
  • 励起状態の軌道最適化のための二乗勾配最小化法
  • EOM-CCスイートの拡張:open-shell FNO、EOM-DEA他
  • 共鳴モデリングのための手法群
  • M06-SX汎関数
  • HF-3c法の実装
  • RAS-SF法の新規スイート
  • 多くの密度汎関数およびDFT振動解析計算のNvidia製GPUによる高速化(BrianQC GPUモジュール使用)

この他、多くの機能改良がなされました。

詳しくは、こちら(Q-Chem社サイト)をご覧ください。

 

バージョン5.2(2019年5月10日リリース)

  • Meta-GGA汎関数を用いた解析的振動計算をサポート
  • DFT振動におけるクーロン項に関するRI法を用いたHessian解析
  • DFT計算におけるpartial Hessian計算の性能向上
  • エネルギー分解法において溶媒モデルをサポート
  • Mixed precision CC法、EOM CC法において計算速度が最大二倍向上
  • ADC/CC法におけるdisk basedアルゴリズムの性能向上
  • BrianQC GPU moduleの新機能
    • GPU使用により一電子積分の計算速度が向上
    • GPU使用によるDFT交換相関(LDA、GGA、meta-GGA汎関数)計算の速度向上
    • NVIDIA’s Turing アーキテクチャを採用した新GPUをサポート

この他、多くの機能改良がなされました。

詳しくは、 こちら(Q-Chem社サイト) をご覧ください

 

バージョン5.1(2018年5月1日リリース)

  • 振動解析とRIMP2グラディエント計算(OpenMP並列性能)の大幅な性能向上
  • CASSCFおよび適応サンプリング(adaptive sampling) CI法
  • 内殻電子の励起状態計算のためのCVS-EOM法
  • 新たな磁気特性
  • 非平衡PCMのためのポワソン・ソルバー
  • 励起子-フォノン結合定数(ab initio Frenkel-Davydov exciton model)
  • 新規・改良版EDA法

この他、多くの機能改良がなされました。

詳しくは、こちら(Q-Chem社サイト)をご覧ください。

 

バージョン5.0(2017年6月6日リリース)

  • 拡張された密度汎関数。200超の汎関数をサポート
  • 並列処理の改良。大規模基底系のハイブリットDFTエネルギー・勾配計算を高速化する新規occ-RI-K法、DFT振動解析のOpenMPI並列対応、RI-MP2並びにクラスタ展開法の並列処理性能向上
  • 刷新された有効核ポテンシャル(ECP)ライブラリ。重元素の解析に不可欠、エネルギー、解析的勾配・振動計算において高角運動量を考慮可。精度の改良並びにOpenMP並列サポート
  • 溶媒効果並びにQM/MMの改良。CMIRS溶媒モデル利用可能、励起状態及びNMR計算における溶媒効果の考慮
  • 新たなエネルギー分解分析(EDA)法。DFTに基づく第2世代ALMO-EDA法(フラグメント間の相互作用エネルギーをfrozen、polarization、charge-transfer項に分類)、断熱EDA並びにMP2 ALMO-EDAを含む
  • 非調和解析の拡張。UM(uncoupled mode)モデル対応、非調和振動解析の新モジュールにより高精度スペクトル予測が可能
  • 新たな電子相関法、NOCI-MP2、spin-flip extensions、CCVB、CCVB-BD、Traditional CASSCF他
  • その他の改良。基底系ライブラリの大幅な拡張、IQmol可視化機能改良

この他、多くの機能改良がなされました。

詳しくは、こちら(PDF)またはQ-Chem社サイト(HP)をご確認ください。

 

バージョン4.4(2016年5月2日リリース)

  • OCC-RI-K アルゴリズム(エネルギー及び力の計算における厳密交換項の評価)
  • 組合せ最適化交換相関汎関数
    • wB97M-V、B97M-V、wB97X-V
  • 新規交換相関汎関数
    • MGGA_MS0、MGGA_MS1、MGGA_MS2、MGGA_MS2h、MGGA_MVS、MGGA_MVSh、PKZB、revTPSS、revTPSSh、SCAN、SCAN0、PBEsol、revPBE、revPBE0 N12、N12-SX、GAM、MN12-L、MN12-SX、MN15-L、dlDF VV10、LC-VV10 B97-K、B97-D3(0)、B97-3、tau-HCTH、tau-HCTHh SRC1-R1、SRC1-R2、SRC2-R1、SRC2-R2 B1LYP、B1PW91、MPW1K、LRC-BOP、BHH、BB1K、PW6B95、PWB6K、B2PLYP
  • ヘシアン・フリー法による最小点検証(遷移状態探索)
  • 励起子(exciton)に基づく励起状態モデル、ab initio Frenkel-Davydovモデル及びTDDFT(MI)
  • 多体展開及びXPol+SAPT(XSAPT)法の改良、第一原理分子動力学計算の温度制御
  • QM/MM計算におけるEwald総和のための解析的エネルギー勾配計算
  • ゼオライト QM/MM 法
  • EOM-MP2法(励起/イオン化/電子付着エネルギー計算)
  • CCSD及びEOM-CCSD波動関数を用いた分極率計算
  • CC及びEOM-CC法の分散メモリ並列対応、ディスクベースアルゴリズムの性能向上
  • Maximum Overlap Method (MOM)の改良
  • 非平衡PCM法(Algebraic Diagrammatic Construction(ADC)励起状態計算における溶媒効果)
  • スピンフリップADC法

 

公開日:2020/10/16
最終更新日:2020/10/19
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