alvaDesc よくある質問
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目次
- Q1. Dragon 7との違いは何ですか?
- Q2. Draon 7の分子記述子と違う所はどこですか?
- Q3. ユーザーマニュアルはありますか?
- Q4. alvaDesc Knimeプラグインのインストール方法は?
- Q5. PythonからalvaDescを使う方法は?
- Q6. alvaDescの評価版を使用する方法を教えて下さい(Windows版)
- Q7. alvaDescのインストール方法を教えて下さい(Windows版)
- Q8. alvaDescのアップデート方法を教えて下さい(Windows版)
- Q9. alvaDescを使用しているマシンが壊れてしまい新しいマシンで使用したいのですが、どうすれば良いですか?
- Q10. Linux版のインストーラはどれを使えば良いのでしょうか?
- Q11. ライセンスファイルのインストールディレクトリを変更する(Linux版)
Q1. Dragon 7との違いは何ですか?
A. alvaDesc 1.0は2019年6月末までで販売終了となったDragon 7の開発元であるKode srl.が、新たな分子記記述子計算ソフトとして販売を開始したソフトウェアです。
Dragon 7と同様5,000個を超える多数の分子記述子を計算することができます。alvaDesc 1.0では、Dragon 7に比べより多い5,305個の記述子を計算することができます。
また,MACCS166, ECFP, PFPというハッシュ化された分子フィンガープリントの計算も可能です。
alvaDesc 1.0はDragon 7で提供されていた
・塩やイオン液体の記述子計算に対応
・相関分析・主成分分析等の解析機能
・GUI,CUIの2つのユーザーインタフェイスを利用でき,Windows, Linux, MacOSプラットフォームをサポート
という機能も同様に提供されます。
(2019/05/15)
Q2. Draon 7の分子記述子と違う所はどこですか?
A. Dragon 7の分子記述子は5,270個でしたが、alvaDesc 1.0では5,305個の分子記述子を計算することができます。alvaDesc 1.0の5,305個の記述子の内、5,270個はDragon 7と同じものです。それに加え、alvaDesc 1.0では新たに35個の記述子が利用できます。
また、alvaDesc1.0もDragon 7と同様に記述子全体が30のブロックに分けられています。ブロック毎の記述子数の比較、新たに加えられた記述子については下の表をご覧ください。
Dragon 7とalvaDesc 1.0の記述子数の比較
Block no. | Block name | #Descriptors Dragon7 |
#Descriptors alvaDesc1.0 |
---|---|---|---|
1 | Constitutional indices | 47 | 48 |
2 | Ring descriptors | 32 | 32 |
3 | Topological indices | 75 | 79 |
4 | Walk and path counts | 46 | 46 |
5 | Connectivity indices | 37 | 37 |
6 | Information indices | 50 | 50 |
7 | 2D matrix-based descriptors | 607 | 607 |
8 | 2D autocorrelations | 213 | 213 |
9 | Burden eigenvalues | 96 | 96 |
10 | P_VSA-like descriptors | 55 | 55 |
11 | ETA indices | 23 | 38 |
12 | Edge adjacency indices | 324 | 324 |
13 | Geometrical descriptors | 38 | 38 |
14 | 3D matrix-based descriptors | 99 | 99 |
15 | 3D autocorrelations | 80 | 80 |
16 | RDF descriptors | 210 | 210 |
17 | 3D-MoRSE descriptors | 224 | 224 |
18 | WHIM descriptors | 114 | 114 |
19 | GETAWAY descriptors | 273 | 273 |
20 | Randic molecular profiles | 41 | 41 |
21 | Functional group counts | 154 | 154 |
22 | Atom-centred fragments | 115 | 115 |
23 | Atom-type E-state indices | 172 | 172 |
24 | CATS 2D(*1) | 150 | 0 |
24 | Pharmacophore descriptors(*1) | 0 | 165 |
25 | 2D Atom Pairs | 1596 | 1596 |
26 | 3D Atom Pairs | 36 | 36 |
27 | Charge descriptors | 15 | 15 |
28 | Molecular properties | 20 | 20 |
29 | Drug-like indices | 28 | 28 |
30 | CATS 3D descriptors | 300 | 300 |
total # descriptors | 5270 | 5305 |
(*1) “CATS 2D” at Dragon 7 is included in “Pharmacophore descriptors” at alvaDesc 1.0
alvaDescで新たに加えられた35個の記述子
*
No. | Name | Description | Block | |
---|---|---|---|---|
46 | max_conj_path | maximum number of atoms that can be in conjugation with each other | Constitutional indices | * |
120 | MaxTD | max topological distance | Topological indices | |
121 | MeanTD | mean pairwise topological distance | Topological indices | * |
122 | MaxDD | max detour distance | Topological indices | * |
123 | MeanDD | mean pairwise detour distance | Topological indices | * |
1287 | Eta_D_AlphaA | eta delta alpha a index | ETA indices | * |
1288 | Eta_D_AlphaB | eta delta alpha b index | ETA indices | * |
1289 | Eta_epsi_2 | eta electronegativity measure 2 | ETA indices | * |
1290 | Eta_epsi_3 | eta electronegativity measure 3 | ETA indices | * |
1291 | Eta_epsi_4 | eta electronegativity measure 4 | ETA indices | * |
1292 | Eta_epsi_5 | eta electronegativity measure 5 | ETA indices | * |
1293 | Eta_D_epsiA | eta measure of unsaturation and electronegative atom count | ETA indices | * |
1294 | Eta_D_epsiB | eta measure of unsaturation | ETA indices | * |
1295 | Eta_D_epsiC | eta measure of electronegativity | ETA indices | * |
1296 | Eta_D_epsiD | eta measure of hydrogen bond donor atoms | ETA indices | * |
1297 | Eta_psi1 | eta measure of hydrogen bonding propensity and/or polar surface area | ETA indices | * |
1298 | Eta_D_psiA | eta measure of hydrogen bonding propensity | ETA indices | * |
1299 | Eta_D_psiB | eta measure of hydrogen bonding propensity | ETA indices | * |
1300 | Eta_D_beta | eta measure of electronic features | ETA indices | * |
1301 | Eta_D_beta_A | eta average measure of electronic features | ETA indices | * |
3296 | SHED_DD | SHED Donor-Donor | Pharmacophore descriptors | * |
3297 | SHED_DA | SHED Donor-Acceptor | Pharmacophore descriptors | * |
3298 | SHED_DP | SHED Donor-Positive | Pharmacophore descriptors | * |
3299 | SHED_DN | SHED Donor-Negative | Pharmacophore descriptors | * |
3300 | SHED_DL | SHED Donor-Lipophilic | Pharmacophore descriptors | * |
3301 | SHED_AA | SHED Acceptor-Acceptor | Pharmacophore descriptors | * |
3302 | SHED_AP | SHED Acceptor-Positive | Pharmacophore descriptors | * |
3303 | SHED_AN | SHED Acceptor-Negative | Pharmacophore descriptors | * |
3304 | SHED_AL | SHED Acceptor-Lipophilic | Pharmacophore descriptors | * |
3305 | SHED_PP | SHED Positive-Positive | Pharmacophore descriptors | * |
3306 | SHED_PN | SHED Positive-Negative | Pharmacophore descriptors | * |
3307 | SHED_PL | SHED Positive-Lipophilic | Pharmacophore descriptors | * |
3308 | SHED_NN | SHED Negative-Negative | Pharmacophore descriptors | * |
3309 | SHED_NL | SHED Negative-Lipophilic | Pharmacophore descriptors | * |
3310 | SHED_LL | SHED Lipophilic-Lipophilic | Pharmacophore descriptors | * |
# of * (new) | 35 |
(*) new at alvaDesc
(2019年05月15日)
Q3. ユーザーマニュアルはありますか?
A. ソフトのユーザーマニュアルは、下記の方法によりご参照ください。
alvaDesc 1.0起動後、画面上部のメニューより、「Help」を選択し、「alvaDesc help」をクリックします。
Webブラウザが起動され、「alvaDesc 1.0 – User manual」が表示されます。
(2019/05/15)
Q4. alvaDesc Knimeプラグインのインストール方法は?
A. alvaDesc プラグインをKNIMEから直接ダウンロード可能です。
- まず,KNIMEバージョンが、3.7.1以降であることを確認してください。
(*これより古いバージョンの場合、KNIME自体のアップデートをご検討ください) - KNIME操作画面から、File > Preference > Install/update > Available Software Sitesとして、「Alvascience update site」が存在するか確認してください.存在しない場合は,次の操作を行いサイトロケーションを追加してください。
- File > Preferences > Install/Update > Available Software Sitesを選択
- Add…ボタンをクリック
- Name欄に「Alvascience update site」を入力
- Location欄に「https://www.alvascience.com/knime/latest」を入力
- Addボタンをクリック
- Apply and Closeボタンをクリックして終了
- 続けて,File > Install KNIME Extensions…を選択します。
- リストの中から「Alvascience ~」を探し、「Alvascience alvaDesc Plugin」を選択します。
- Nextボタンをクリックし、以降はKNIMEの指示に従い、インストールを進めてください.
(2020/09/23)
Q5. PythonからalvaDescを使う方法は?
A. alvaDescCLIWrapperをインストールすることにより、PythonからalvaDescCLIを呼び出して使えるようになります。次の手順に従ってインストールを行い、サンプルプログラム例を参照してお使いください。
インストール手順
1. ダウンロードページよりZIPファイルをダウンロードし、展開します。
2. alvaDescCLIWrapperフォルダーの中に入っているセットアッププログラムをコマンドプロンプト上で実行します。
\> python setup.py install
実行要件
・ライセンスが付与されたバージョン 1.0.14以上のalvaDescがインストールされていること。
・Python 3.5以上がインストールされていること。
サンプルプログラム(Windows)
SMILES表記されたブタンとアスピリンのmolecular weight (MW)とaverage molecular weight (AMW)を計算させます。
from alvadesccliwrapper.alvadesc import AlvaDesc
# aDesc = AlvaDesc("C:/Program Files/Alvascience/alvaDesc/alvaDescCLI.exe")
# To remove blank space, use the command "dir /x" to confirm the short name.
# For example, > cd c:\ & dir /x
aDesc = AlvaDesc("C:/Progra~1/Alvascience/alvaDesc/alvaDescCLI.exe")
aDesc.set_input_SMILES(['CCCC', 'CC(=O)OC1=CC=CC=C1C(=O)O']) # set the molecules SMILES
if not aDesc.calculate_descriptors(['MW', 'AMW']):
print('Error: ' + str(aDesc.get_error()))
else:
print('Results: ' + str(aDesc.get_output()))
実行結果

※実行結果の見方
Molecule | MW | AMW |
---|---|---|
CCCC | 58.14 | 4.1529 |
CC(=O)OC1=CC=CC=C1C(=O)O | 180.17 | 8.5795 |
alvaDescCLI実行プログラムのデフォルト格納場所
- Windows(*)
- C:/Program Files/Alvascience/alvaDesc/alvaDescCLI.exe
- MacOS
- /Applications/alvaDesc.app/Contents/MacOS/alvaDescCLI
- Linux
- /usr/bin/alvaDescCLI
(*)”Program Files”に含まれるスペースが問題になるため,上記サンプルプログラムのようにMS-DOS短縮名に置き換える必要があります.このような場合,コマンドプロンプト等で親ディレクトリへ移動し,”dir /x”コマンドを実行し,短縮後のフォルダ名を確認することができます.下図で黄色で囲んだ”PROGRA~1″が短縮名になります.

example MS-DOS short name
入出力ファイルの指定
- MDLファイルからの入力
- aDesc.set_input_file(‘ファイル名.sdf’, ‘MDL’)
- テキストファイルへの出力
- aDesc.set_output_file(‘ファイル名.txt’)
記述子の計算
- 選択した記述子の計算
- aDesc.calculate_descriptors([‘記述子1’, ‘記述子2’, …])
- 全ての記述子の計算
- aDesc.calculate_descriptors(‘ALL’)
フィンガープリントの計算
- MACCS166
- aDesc.calculate_fingerprint(‘MACCSFP’)
- ECFP(1024ビット長)
- aDesc.calculate_fingerprint(‘ECFP’, 1024)
(2019/11/12)
Q6. alvaDescの評価版を使用する方法を教えて下さい(Windows版)
A. alvaDescは無償評価ライセンスをご提供可能です。以下の手順にて、alvaDescの全ての機能を1ヶ月程度ご試用可能になります。尚、ご試用期間中は商用目的にお使いにはなれません。
1. alvaDescソフトウェアのダウンロード
- 弊社からダウンロード用ページのアドレスとログインID/パスワードを別途お知らせ致します。
- ダウンロード用ページにログインし、ご希望のインストーラをダウンロードして下さい。
2.ライセンスリクエストファイルの生成
- ダウンロードされたインストーラを起動し、インストールを行って下さい。
- インストールが完了し、ソフトウェアが立ち上がりましたらライセンス確認画面が表示されます。
- License file not foundと赤字で表示されますので、下の”Request License”ボタンを押下して下さい。
- explorer画面が立ち上がりますので、areqというファイル名を拡張子は変更せず、適当なファイル名に変更し、保存するフォルダを選択し保存して下さい。
3.ライセンスリクエストファイルの送付
- 上記で保存したareqファイルを下記英文情報と共に弊社営業担当までお送り下さい。
- 英文情報
———————————-
Name :
Organization :
Department :
Address :
Phone : +81-
Email :
———————————-
4.ライセンスのインポート
- 開発元からライセンスファイルが弊社に到着次第、お客様にご送付致しますので、適当なフォルダに保存して下さい。
- alvaDescソフトウェアを立ち上げて頂き、License画面下の”Import License”ボタンを押下して下さい。
- explorer画面で保存されたライセンスファイルを指定し”開く”を押下し、ライセンス情報が表示されたら、”Close”ボタンを押下して下さい。
- エンドユーザーライセンス契約が表示されますので、お読みになられた上で問題なければ、中段左にあるチェックボックスをクリックした上で、右下の”I accept”ボタンを押下して下さい。
- これでalvaDescが使用できるようになりました。
(2020/3/24)
Q7. alvaDescのインストール方法を教えて下さい(Windows版)
A. 既に無償評価ライセンスでお使いの場合と新規でインストールされる場合など、以下のケースをご参照下さい。
1.既に無償評価ライセンスでお使いの場合(同じマシンでお使いになる場合)
- alvaDescをご試用されたマシンでお使いになる場合、インストールされたalvaDescソフトウェアをそのままお使い頂けます。
- 弊社よりライセンスファイルをお送りしますので、適当な場所に保存して下さい。(ライセンスリクエストファイルを再度お送り頂く必要はございません。)
- alvaDesc上部メニューの”Help”より”Product license”を選択して頂き、License画面で”Import License”を押下し、保存されたライセンスファイルをインポートして下さい。
2.既に無償評価ライセンスでお使いの場合(ご試用とは別のマシンでお使いになる場合)
- 「新規にインストールされる場合」をご参照下さい。
3.新規にインストールされる場合(シングルライセンス)
i) alvaDescソフトウェアのダウンロード
- 弊社からダウンロード用ページのアドレスとログインID/パスワードを別途お知らせ致します。
- ダウンロード用ページにログインし、ご希望のインストーラをダウンロードして下さい。
ii) ライセンスリクエストファイルの生成
- ダウンロードされたインストーラを起動し、インストールを行って下さい。
- インストールが完了し、ソフトウェアが立ち上がりましたらライセンス確認画面が表示されます。
- License file not foundと赤字で表示されますので、下の”Request License”ボタンを押下して下さい。
- explorer画面が立ち上がりますので、areqというファイル名を拡張子は変更せず、適当なファイル名に変更し、保存するフォルダを選択し保存して下さい。
iii) ライセンスリクエストファイルの送付
- 上記で保存したareqファイルを下記英文情報と共に弊社営業担当までお送り下さい。
- 英文情報
———————————-
Name :
Organization :
Department :
Address :
Phone : +81-
Email :
———————————-
iv) ライセンスのインポート
- 開発元からライセンスファイルが弊社に到着次第ライセンスファイルをお客様にご送付致しますので、適当なフォルダに保存して下さい。
- alvaDescソフトウェアを立ち上げて頂き、License画面下の”Import License”ボタンを押下して下さい。
- explorer画面で保存されたライセンスファイルを指定し”開く”を押下し、ライセンス情報が表示されたら、”Close”ボタンを押下して下さい。
- エンドユーザーライセンス契約が表示されますので、お読みになられた上で問題なければ、中段左にあるチェックボックスをクリックした上で、右下の”I accept”ボタンを押下して下さい。
- これでalvaDescが使用できるようになりました。
4 新規にインストールされる場合(サイトライセンス)
i) サイトライセンスファイルのご送付
- お申込み頂いた情報に基づき、サイトライセンス用のライセンスファイルをご送付致します。適当な場所に保存して下さい。
ii) alvaDescソフトウェアのダウンロード
- 弊社からお知らせするダウンロード用ページにご提供するログインID/パスワードでログインし、ご希望のインストーラをダウンロードして下さい。
iii) ライセンスのインポート
- alvaDescソフトウェアを立ち上げて頂き、License画面下の”Import License”ボタンを押下して下さい。
- explorer画面で保存されたライセンスファイルを指定し”開く”を押下し、ライセンス情報が表示されたら、”Close”ボタンを押下して下さい。
- エンドユーザーライセンス契約が表示されますので、お読みになられた上で問題なければ、中段左にあるチェックボックスをクリックした上で、右下の”I accept”ボタンを押下して下さい。
- alvaDescがご使用になれます。
(2021/2/9)
Q8. alvaDescのアップデート方法を教えて下さい(Windows版)
A. alvaDescにはアップデート版があるかどうかを自動的にチェックする機能がありますので、下記に従ってアップデートを行って下さい。
- ご使用中のalvaDescの上部メニューから”Help” → “About alvaDesc”を選びます。
- About画面が立ち上がって来ますので、中段にある”Check for update”のチェックボックスにチェックが入っているかどうか確認します。チェックが入っていれば、アップデート版があるかどうか自動でチェックしてくれます。
- アップデート版がある場合、Update available (v x.x.x) がリンク表示されますので、そのリンクをクリックして下さい。
- explorerが立ち上がりますので、アップデート版のインストーラを保存するフォルダを選択し”保存”を押下して下さい。
- 保存したインストーラを実行し、セットアップウィザードに従ってアップデートを完了させて下さい。
(2020/3/24)
Q9. alvaDescを使用しているマシンが壊れてしまい新しいマシンで使用したいのですが、どうすれば良いですか?
A. alvaDescのシングルライセンスはマシン毎に固有のライセンスとなっていますので、別のマシンにエクスポートしてご使用することはできません。ご使用中のライセンスの有効期間内であれば、無償にて新しいマシン向けのライセンスを発行することが可能です。上記 「新規にインストールされる場合(シングルライセンス)」をご参照の上、新規ライセンス発行依頼の理由を記載したメールに新規マシンのリクエストファイルを添付して弊社テクニカルサポート宛て(help@affinity-science.com)にお送り下さい。
尚、サイトライセンスの場合、マシン固有となっておりませんので、お使いのライセンスを新しいマシンに適用して下さい。
(2020/3/24)
Q10. Linux版のインストーラはどれを使えば良いのでしょうか?
A. alvaDescには以下にあげる3種類のLinux版インストーラがあります。
1 DEBパッケージ(Debian系)
alvaDesc_Linux_64_v*.deb
UbuntuなどDebian系Linux用のディストリビューションです。
- インストールコマンド例(管理者権限が必要)
$ sudo apt install alvaDesc_Linux_64_v*.deb
- インストール先
/usr/bin/ の下にalvaDescCLI、alvaDescGUIがインストールされます。
/usr/share/ の下にhelp file(html)がインストールされます。
2 RPMパッケージ (Red Hat系)
alvaDesc_Linux_64_v*.rpm
Red Hat系のLinuxやTurbolinuxでのプログラムの配布形式RPM(Redhat Package Manager)でのインストーラです。
- インストールコマンド例(管理者権限が必要)
$ rpm -Uvh alvaDesc_Linux_64_v*.rpm
- インストール先
/usr/bin/ の下にalvaDescCLI、alvaDescGUIがインストールされます。
/usr/share/ の下にhelp file(html)がインストールされます。
3 TGZファイル(Generic)
alvaDesc_Linux_64_v*.tgz
tarコマンドでまとめたアーカイブファイルをgzipコマンドで圧縮したファイルです。
管理者権限が使用できない場合でもインストールすることができますので、そのような場合にお使い下さい。
- インストール(管理者権限がある場合)
- インストールコマンド例
$ tar -xf alvaDesc_Linux_64_v*.tgz -C / - インストール先
-C / を指定することによりDEBパッケージと同様に
/usr/bin/ の下にalvaDescCLI、alvaDescGUIがインストールされます。
/usr/share/ の下にhelp file(html)がインストールされます。 - インストール(管理者権限が使用できない場合)
- インストールコマンド例
$ tar -xf alvaDesc_Linux_64_v*.tgz -C /home/[user_name]/alvaDesc/
- インストール先
-C /alvaDescをインストールする任意のディレクトリ/ を指定すると、指定したディレクトリの中に usrディレクトリが作られ、
その下にbin、shareが生成されます。 - これにより管理者権限が利用できない場合でもalvaDescをインストールし、使用することができます。
但し、alvaDescGUIからHelpを参照しようとすると、デフォルトで /usr/share/を見に行く仕様となっているためそのままでは参照はできません。
ログインシェルに対応する設定ファイル(.bashrcや.cshrcなど)にalvaDescのヘルプファイルの場所に関する環境変数を設定することで、
alvaDescのGUIよりヘルプページを参照することができるようになります。
例)export HELPFILE_ALVADESC=/home/[user_name]/alvaDesc/usr/share/alvaDesc/help/index.html
(2020/3/24)
Q11. ライセンスファイルのインストールディレクトリを変更する(Linux版)
通常の認証では、$HOME/.config/Alvascience/alvaDesc/alvalicense_alvaDesc.alic としてライセンスファイルが格納されます。
サイトライセンスなどマルチユーザー環境の場合、環境変数 LICENSEFILE_ALVADESC を使用し、このインストールディレクトリを変更可能です。
例)
export LICENSEFILE_ALVADESC=/opt/alvaDesc/alvalicense_alvaDesc.alic
もしくは、同ファイルをalvaDescGUI、alvaDescCLIと同じディレクトリに格納することでライセンスを認証させることも可能です。
(2020/6/29)
最終更新日:2021/03/02